外資系への転職活動がしたいと思ったときに気になるのが、転職サイトや転職エージェントのおすすめ。
この記事では、外資系に転職したい場合におすすめな転職サイト・転職エージェントと、それぞれの特徴やおすすめポイント、必要な英語力などをご紹介します。
- 外資系転職 エージェント・サイトのお勧めを比較-必要な英語力やTOEICについても解説
- 転職サイトとエージェントの違い
- おすすめ転職サイト
- おすすめ転職エージェント
- 外資系転職で必要な英語力
- オンラインビジネス英会話
- 迷っている場合はキャリアコンサルタントに相談も
- 終わりに
外資系転職 エージェント・サイトのお勧めを比較-必要な英語力やTOEICについても解説
外資系への転職を考えた時に始めに行うことが転職サイトと転職エージェントの登録です。
転職サイトや転職エージェントにはそれぞれ強みや専門分野があり、登録する企業を間違えてしまうと紹介された企業と自分の経歴や希望とのミスマッチが起こってしまい、上手く転職活動を進められなくなる可能性があります。
外資系を目指すという場合に利用したいエージェントが「外資系に強いエージェント」です。
この記事では、外資系への転職におすすめな転職サイトと転職エージェント
・doda
・en world
・JACリクルートメント
・アクシスコンサルティング
・リクルートエージェント
・パソナキャリア
の特長やおすすめポイントをご紹介します。
転職サイトとエージェントの違い
転職をサポートしてくれるサービスとして、「転職サイト」と「転職エージェント」という2つがあります。
転職サイトは求人票が集まる掲示板であり、自分で求人票を見ながら応募する企業を検索したりエントリーしたりできるサービスです。
転職エージェントはコンサルタントとの面談で自分のこれまでの経歴や希望を話すことで、コンサルタントの方が企業と自分をマッチングしてくださり、応募する企業を提案してくださるサービスです。
転職サイトでは、自分の好きな企業に応募することができますし、業界によってはある特定の転職サイトからのみエントリーが可能だったりするので、転職サイトの登録はマストと言っても過言ではありません。
エージェントの利用は、客観的な目も交えて転職がしたいという場合や担当者と相談しながら進めたいという場合にとてもおすすめ。自分が知らなかった業界やこれまであまり興味がなかった仕事などから自分に合っている仕事と出会うことができます。
私自身転職活動をする中で、転職サイトは4つ、エージェントは10個ほど面談してサポートを依頼しました。
ちなみに、色々な違いがある転職サイト、転職エージェントですが、結局どのサイトに登録すればいいのかというと気になったものは全部登録しておくのがおすすめ。どちらのサービスも無料で利用できますし、選択肢を広げる意味合いでも色々登録するといいのですが、とはいえ無数にあるサービスのどれに登録するのかというと、外資系への転職希望あれば外資系を得意としているサービスの利用がおすすめです。
おすすめ転職サイト
転職サイトは、「マイナビ転職」、「リクナビネクスト」、「エン転職」、「doda」などの、掲示板式のサイトで、ここに登録することで求人を見たり、気になる求人に応募することができたりします。
例えば、大学や学校法人の求人を見たい場合には「マイナビ転職」に登録する必要があったりと、転職サイトごとに得意なジャンルが異なっているため、まずは転職サイトに登録して転職先の雰囲気をつかむことが大切です。
転職サイトの登録はdodaがおすすめ
私自身「マイナビ転職」、「リクナビネクスト」、「エン転職」、「doda」に登録していますが、一番おすすめなのはdodaです。
「doda」は、dodaのサイトに登録するだけで、求人情報の確認とエージェントサービスのどちらも受けることができます。
自分の希望に沿った転職先を自分で探すことができる上、エージェントが自分に合っていると思った企業ともコンタクトができるので転職の幅が広がるというのがおすすめな理由。
色々登録はしましたが、現在はdodaしか活用していないので、転職サイトを1つ選ぶとしたらdoda一択。dodaは自己分析ツールも豊富に揃っているのでdodaの登録は必須かなと思います。
※dodaのホームページはこちら
※dodaの詳細説明と口コミこちら
おすすめ転職エージェント
転職エージェントは、掲示板方式の求人から自分の興味がある企業に応募する形ではなく、エージェントサイトに登録することで、担当者がつき、担当者が自分のこれまでのキャリアや特性に合わせた求人を提案してくだるシステム。別の呼び方では人材紹介会社と呼ばれます。
エージェントサイトには、「リクルートエージェント」、「マイナビエージェント」、「エンエージェント」などのサービスが代表的。
エージェントが人材を探し、企業に紹介する形となるので、その企業とエージェントの間には強い信頼関係がある場合が多いです。つまり、そのエージェントがおすすめしてくれる企業は、面接を受けにくる候補者に興味を持っている場合が多いので、エージェントの登録は就職活動には必須かなと思います。
en world-外資系企業の求人に特化
外資系への転職活動をする中で登録が必須ともいえるエージェントが「en world」です。en world Japanは、エンワールド・ジャパンが提供する外資系転職専門の転職エージェントです。
APAC地域において多国籍企業と国際的な視点を持つグローバルな人材をつなぐ、日本でトップクラスの人材紹介会社で、年収800万円以上の大手外資系・日系グローバル企業の求人を常時10,000件以上保持しています。
直接企業の経営層とのやり取りを行っているので社内事情を熟知しており、一般の求人には掲載されないような企業への提案も行ってくださいます。
コンサルタント自身が惚れ込んだ企業を徹底的に調べ、どこよりもその企業についての詳細な情報を持っているため、求職者の希望や適性に合った転職先を紹介していただくことができます。
私自身en worldを利用して転職活動を行いましたが、担当者の面談から求人紹介、フォローアップまで、「プロの仕事」と実感できる素晴らしいエージェントでした。特に紹介頂ける企業の良いところと悪いところをコンサルタントの言葉でしっかりと説明してくださり、紹介頂いた企業についてじっくりと考えることができたのが一番良かったポイントです。
※en world HPはこちら
※en worldの詳細と口コミはこちら
JACリクルートメント-マネージャークラスの転職に強い
外資系で且つマネージャー以上のクラスでの転職を検討しているならJACリクルートメントの登録は必須。
JAC Recruitmentは、特に30代・40代を中心に、課長・マネージャークラスから、部長・役員クラスまで管理職・技術職/専門職に強いエージェントです。
ハイクラスの転職に強みを持つ転職エージェントで、約25,000件もの求人案件数があり、あらゆる業界・職種の企業から求人を紹介してくださいます。専門職や管理職の場合であっても、1人1人に合った求人を紹介頂くことが可能です。
転職エージェントの多くは、企業担当者と転職希望者担当者が異なっており、転職希望者へのコンタクトを行う担当者が直接企業へ営業を掛けることがない場合が多いのですが、JAC Recruitmentのスタイルは企業担当者が直接求職者にコンタクトするスタイル。そのため、本当に自分を必要としてくれる企業と出会える可能性が高いという特徴があります。
実際に利用して感じたのは、「誰もが知る大企業」の求人が多いということ。外資系に特化しているわけではないため、外資系以外の求人も多く頂くことができ、比較検討しやすいのもおすすめポイントです。
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アクシスコンサルティング-長期支援で外資系コンサルに転職
アクシスコンサルティングは、大手外資系コンサルティングファームや国内系コンサルティングファームへの転職支援実績が豊富なエージェント。
シニアコンサルタント以上の入社実績数が「全エージェントの中で1位」などの実績もあり(2018年度)、Big4などの大手ファームから、新進気鋭のベンチャーファームまで数多くの企業から高い信頼を獲得しているエージェントです。
コンサルティングファームの現役パートナー・ディレクタークラスの方々や、実際に転職された方の生の声を情報源として、客観的にまとめられた情報が公開されているのも特徴的。
平均転職支援期間が3年という長期間の転職支援も強みとしており、キャリアプランに照らし合わせ、転職時期や企業などをしっかりと考えながら提案していただけるなど、人生の転機についての相談を信頼して任せられるエージェントです。
実績の多さ、長期にわたるサポートの2つの面で、外資系コンサルに転職したいという場合は登録が必須のエージェント。
今すぐに転職したいという場合の他、これから転職活動を検討するという場合にもおすすめ。転職市場の動向を熟知したコンサルタントから、最適なタイミングでの転職活動を提案頂くことが可能です。
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リクナビエージェント-圧倒的な求人数
転職活動をするなら、「とりあえず」リクルートエージェントには登録するのがおすすめです。外資系転職はもちろんのこと、転職活動を行うのであればリクルートエージェントに登録しないというのは考えられないくらい必須のエージェントです。
外資系に特化したエージェントではないですが、様々な業界の求人を多く有しており、他のエージェントに比べて圧倒的に紹介頂ける企業が多いのが魅力。
コンサルタントは親身な感じではないですが、独自のプラットフォームがあり、そこに自動で頻繁に新しい求人がたくさん送られてきます。
他のエージェントが4社くらい紹介してくれるとしたら、同じ期間に50社くらい紹介してくれるイメージです。玉石混合で、自分に合わない求人も山のように送られてきますが、良い求人も混じっているので、登録しないのは損かなという感じ。
こちらのことを慮った求人紹介ではないですが、この圧倒的な求人量は、せっかくなので頂いておくのが良いかなと思います。
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パソナキャリア-専門性を生かした求人紹介
パソナキャリアは自分の専門性に特化したコンサルタントがついてくれるのが特徴。24〜49歳くらいまでという幅広い年代の転職支援を強みとしています。
パソナキャリアでは、専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンでサポートしてくれるため、スキルや経験だけのマッチングではなく、志向性や社風との親和性も含めてマッチした転職先を提案していただくことができます。
面談では、各業界・職種毎に専門特化したキャリアアドバイザーが、様々な角度からキャリアコンサルティングを実施し、求職者の方の強みやキャリアプランについて一緒に考えてくださいます。
パソナグループとしての幅広いネットワークを持っているため、業界・業種を問わず、キャリアプランを実現する求人をご紹介頂けます。
特に外資系に特化というわけではないのですが、リクルートエージェントのサブという感じで利用するのがおすすめです。
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外資系転職で必要な英語力
外資系というと英語力が必要というイメージがありますが、外資系の仕事の中身としては基本的に日本市場の開拓なので、日常業務で英語を使う機会は多くありません。
ただ、できればTOEIC730点以上の英語力を持っているのが望ましいです。
というのも、外資系の場合本社が外国にあり、他の支社も海外に多くあるため、社内での意思疎通を英語で行う機会があるからです。
一般社員の場合はそこまで多くないのですが、出世していく中で本社との会議に出席したり、本社にいる上席者と会話する機会も多くなるため、英語ができるというのが社内でポジションを獲得するためには必須となるのです。
対お客様ベースで仕事をする範囲内では英語を使う機会は限られますが、社内でのポジションが上がっていくと英語を使う機会も多くなり、英語ができないと出世が頭打ちになるというイメージです。
オンラインビジネス英会話
外資系への転職を考える際にはできるだけビジネスレベルの英語力をつけておくことがおすすめ。
最近ではビジネス英語を学べるオンライン英会話があるので、そちらで練習するのが良いかなと思います。実際にビジネスの最前線で活躍した経験がある講師と仕事のことや世界のことについてディスカッションしながら語学力を向上させることができます。
働きながら隙間時間で英会話の練習ができ、特にビジネスに特化したシチュエーション会話や定型文などを身につけていくことができるので、将来のキャリア形成にも役立ちます。
転職の準備という面でオンライン英会話は役に立つので、ぜひ無料体験などに挑戦なさってみてください。
※おすすめオンラインビジネス英語はこちら
迷っている場合はキャリアコンサルタントに相談も
将来のキャリアプランについて迷っているという場合にはキャリアコンサルタントに相談するのも一つの方法かなと思います。
最近ではオンラインでコンサルを依頼できるサービスも充実しているので、気になるという場合は一度無料相談を試してみるのがおすすめです。
尚、キャリアコンサルタントは有料のコンサルティングサービスで、企業の斡旋は行っていません。
※キャリアコンサルタントのまとめ記事はこちら
終わりに
この記事では、外資系への転職でおすすめな転職サイトと転職エージェントについてご紹介しました。
外資系への転職では、転職サイトは「doda」の登録、転職エージェントは「en world」、「JACリクルートメント」、「リクルートエージェント」の登録は必須ですので、少なくともこの4つは登録なさってみてください。
また、希望や現状に応じて「アクシスコンサルティング」、「パソナキャリア」などもおすすめですので、気になったものはまずは面談に進むのが良いかなと思います。
私も転職活動を行っていた時は、気になったエージェントとは全員(10社くらい)と面談して、その中から実際にメインとして利用するエージェントを決めました。まずは面談して雰囲気や求人数・求人内容を掴んでいくというのがおすすめな転職活動の始め方ですので、積極的に登録・面談まで進めていくといいかなと思います。
※登録・面談の予約はこちらのHPから可能です。
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・en world
・JACリクルートメント
・アクシスコンサルティング
・リクルートエージェント
・パソナキャリア